2008年5月31日
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《 2008年5月アーカイブ 》2008年5月31日
久しぶりの更新2008年5月14日
道路特定財源
今後、骨太の方針、来年度予算概算要求、税制改正要求、来年度予算案決定と予算にかかる年中行事が続く。今回、最初に明確に一般財源化を法律で決めな かったことにより、今後、それぞれのイベント、イベントで一般財源化に反対する族議員や官僚によって徐々に骨抜きされていくことは明らかだ。戦場が多けれ ば多いほど、後退を余儀なくされるのだ。最初の主戦場で無条件降伏にも似た戦術をとった(今回の法案を無傷のまま再可決してしまったこと)のだから、今後 の戦で有利に進むはずもない。 もうひとつ、重要なのは、一般財源化の中身である。一般財源化する意義は無駄な道路の建設や無駄な予算の使い方をやめ、税金の無駄遣いをなくすことであ る。だが、道路族議員は「必要と判断される道路は着実に整備する」という文言を閣議決定の中に織り込むことに成功した。これを金科玉条にして、一般財源化 された財源のほとんどが従来通り道路に使われるといったことになっては、何の意味も無い。 今回の道路特定財源の一般化をめぐる最大の問題点は、やはり自民党のリーダーのリーダーシップのなさであろう。福田総理、自民党の一般財源化への本気度 を疑わざるを得ない。(暫定税率復活に対する世論の批判があまりに高いから、しかたなく一般財源化する。今後、別のトピックに政局や世論の主戦場が移った ら、この問題は何事もなかったように片付ける気?) 権力は細部に宿るものである。政治がリーダーシップ発揮し、法律を作り、その執行まで国民に選ばれた政治家が細部にいたるまでチェックし、リードする「能力」と「意思」がなければ、巨大な国家機構はかわらない。 今回の道路特定財源の問題についても、まず法律で一般財源化と一般財源化された予算の使い道の道筋を明記し、政治家によるプロジェクトチームを作って、 来年度予算の策定を細部まで政治がリードして組み立てるといったことまで踏み込む必要があったと言えるだろう。 2008年5月13日
CHANGE2008年5月12日
子供の遊び
ぼくも小さい頃は祖母の家でぬか床をいじるのが好きでしたが、血は争えないというか、子供にとってはお砂遊び感覚なのか、もしくは大人のやっていることは何でも興味を持ってやりたがるということか、今日は娘がぬか床を延々とまぜまぜ・・・。
そのうち、弟クンも参戦して、ふたりでまぜまぜ・・・。 最近は少子化でシックスポケット(six pockets)などと言われて、たくさんおもちゃを買ってもらえたりする子供が多いですが、本当は子供たちはこういったことで遊ぶのが大好きなんですよ ね。先日も、ずっと前にぼくが新聞紙で作ってあげた、単なる棒を、もうボロボロになってしまっていたので、捨てようとしたところ、「それ捨てないで!」と 悲しそうな顔をして娘に止められました。 今日は子供たちがたくさん混ぜてくれたので、ぬかに酸素が十分に吸入されて、乳酸菌の働きが活発になって、より旨味が増すことでしょう。 2008年5月 9日
宇宙基本法
もちろん、この法律ができたからと言って、いきなり防衛省が早期警戒衛星やら、米国並みの偵察衛星を持てるようになるという議論は、我が国防衛力整備の 考え方や防衛予算の制約から考えても飛躍し過ぎの議論だが、これまで産業的に見れば「非効率的」に進められて来た研究開発オリエンティッドなJAXA(宇 宙航空研究開発機構)による我が国の宇宙開発を、マーケットのニーズに沿ってお金をつける、国際的にみてより「普通」な産業構造に転換することによって、 宇宙関係予算の無駄を省くことができるし、宇宙産業の国際競争力強化につながるという点は極めて大きい。 この法案に対する評価は、朝日新聞はネガティブな評価で、読売新聞と産經新聞はよりポジティブな評価である。その他の新聞は評価なしであった。 やや長い引用になるが、各社の社説を一部取ってみる。 ■ 朝日新聞「宇宙基本法―あまりに安易な大転換」 「基本法が成立すれば、自衛隊が直接衛星を持ち、衛星の能力を一気に高める道が開ける。それにとどまらず、将来のミサイル防衛に必要な早期警戒衛星を独自 に持つことができたり、様々な軍事目的での宇宙空間の利用が可能になったりする。だが、内閣委員会で、提案者の議員は具体的な歯止めについて「憲法の平和 主義の理念にのっとり」という法案の文言を引いて、専守防衛の枠内であるという説明を繰り返しただけだ。基本法の背景には、日本の宇宙産業を活性化したい という経済界の意向もある。衰退気味の民生部門に代わり、安定的な「官需」が欲しいのだ。だが、宇宙の軍事利用は、日本という国のありようが問われる重大 な問題である。衛星による偵察能力の強化は抑止力の向上につながるという議論もあるだろうが、日本が新たな軍事利用に乗り出すことは周辺の国々との緊張を 高めないか。巨額の開発、配備コストをどうまかなうのか。宇宙開発が機密のベールに覆われないか。そうしたことを複合的に考える必要がある。」 ■ 産經新聞「宇宙基本法 国の守りと科学の両立を」 「宇宙空間と宇宙技術を日本の防衛分野に活用可能とすることなどを柱とする「宇宙基本法案」が自民、公明、民主3党の賛成多数により衆院内閣委員会で可決 された。中距離弾道ミサイルを一昨年、連続発射した北朝鮮をはじめとする近年の情勢や将来の国際動向を展望すると安全保障上、現実的な判断である。宇宙利 用を平和目的に限定した昭和44年の国会決議による壁を乗り越える道が開けたことを評価したい。」 ■ 読売新聞「宇宙基本法 政治主導で戦略を練り直せ」 「宇宙の開発・利用を、日本の安全保障に役立てるのは当然だ。宇宙基本法を今国会で成立させ、政治主導で戦略を練り直すべきだ。防衛目的の宇宙利用を解禁 するとともに、内閣に「宇宙開発戦略本部」を新設して、安全保障や産業振興のための宇宙政策を総合的に進める、という内容だ。日本の宇宙開発は、年間約 2500億円の予算を投じながら、研究・開発分野が限定され、産業化に十分つながってこなかった。原因の一つに、宇宙利用を「平和の目的に限る」とした 1969年の国会決議がある。当時の審議で「平和」とは「非軍事」の意味と解釈され、防衛目的の衛星の打ち上げなどができなくなった。3党の宇宙基本法案 は、宇宙の平和利用について、「非侵略」という国連宇宙条約の考え方と、専守防衛など「憲法の平和主義の理念」を踏まえて行う、と定義し直すものだ。民主 党が、国際的に異質な足かせをはずすため、与党と法案を共同提出した意味は大きい。北朝鮮によるテポドン発射を機に03年から導入された情報収集衛星の能 力は、民間衛星と同等にとどめられている。ミサイル発射を探知する早期警戒衛星の開発も封じられてきた。日本が高い技術水準のロケットエンジンを開発して も、軍事衛星を打ち上げる可能性のある米国企業には売却できない、という問題もあった。宇宙基本法が成立すれば、こうした制約にとらわれずに、宇宙利用を 進められる。」 2008年5月 6日
送別会2008年5月 5日
甥っ子2008年5月 3日
脳内メーカー2008年5月 2日
スーパーヒーロー
近年の戦隊ヒーローと仮面ライダーは、昔のスタイルとはだいぶ違って、大人向けのストーリー構成で非常によくできています。オダギリジョーくんや水嶋ヒ ロくんをはじめとして、仮面ライダーや戦隊ヒーロー役の若手の役者が、その後、役者として大活躍しており、今やスーパーヒーローシリーズは若手俳優の登竜 門の一つとなっているとも言えます。 また、昔と違って商業路線が非常に強くなっていることも感じます。物語の中で新たな武器やロボットが次から次に登場し、間髪を入れずに提携しているおも ちゃメーカーがそのオモチャを売り出します。また、主題歌も1年のうちに何度か変わったりし、CD売り上げの増加を狙っているようにも思えます。 まあ、そんなこととは関係なく、結論から言ってうちの子供たちはゴーオンジャーが大好きです。(まだ仮面ライダーはストーリーが難しすぎてついてきていません。) 家の近くのマイカル本牧にゴーオンジャーたちが来たので、さっそく見に行きました。 ゴーオンジャーが敵にやられそうになると、心配そうに見守り、「がんばれー」と大声で応援します。 時間が出来たらいつか絶対東京ドームシティーのゴーオンジャーショーに行きたい!! |
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