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《 2012年6月アーカイブ 》2012年6月30日
週末自転車遊説2012年6月29日
6月29日2012年6月28日
6月28日2012年6月27日
官邸へ
昨日、衆議院で社会保障と税の一体改革関連法案の採決が行われ、私は消費税法案を含め全法案に賛成し、法案は可決しました。 私は社会保障と税の一体改革特別委員会の委員としてこれまで130時間近くの国会審議を行ってきましたが、ねじれ国会に直面し野党との合意がなければ法律が一本も通らないという現実の中で、「決める政治」の実現に向けて、大きな前進だったと思っています。 反対することは簡単です。誰だって 増税なんてしたくない。しないに越した事はありません。 「増税の前にやるべき事がある!」と言う人がいます。当たり前です。増税の前に身を切る改革は断行し、行政の無駄削減は極限までやらなければなりません。 私たちは、政権交代後の3年近くで、天下りの撤廃、ムダの削減、公共事業の大幅削減、特別会計改革、独法改革、公務員人件費削減と、大きな成果を上げてきました。 特に私は、「消費税増税の前提として政治家と公務員がまず身を切るべき」と訴え続けてきましたが、国家公務員給与カットは既に約10%削減が実現し、国会議員定数削減についても野党の反対を押し切って、削減法案が審議入りし、実現の道筋が立ちました。 マスコミや野党からの「何もやっていない」という煽動に対して、反対派の方は簡単に同調しますが、私は、むしろ政権交代無かりせばあり得なかったであろう大きな改革を行って来た「事実」を、与党議員の責任として説明し続けなければならないと思っています。 しかし、それでもなお、今の日本の財政状況を考えれば、増税から逃げられないのが現実です。国家財政をめぐるEUの混沌、将来世代にツケを回し続けている日本の状況、莫大な財政赤字と人口減少社会。これらの現実を直視すれば、持続可能な社会保障、いや、持続可能な国家を築くために、政治家としてやるべきことは明らかです。 今回の採決で党が割れました。私は、総理大臣が政治生命をかける法案に反対した議員には毅然とした対応をすべきと思っています。TPPにしても消費税にしても、毎回々々反対々々と党内で揉めているような組織では国民から信頼されません。たとえその結果少数与党となったとしても、スジを通すべきだと考えます。 その結果、内閣不信任案の可決で解散となるかもしれません。しかし、そもそも消費税の議論は前回選挙のマニフェストには書いていなかった政策です。国民に信を問うことも必要だと思っています。 その覚悟は、本日、有志の同僚議員とともに、直接、総理と幹事長に伝えました。 消費増税を含む今回の一体改革は、日本の未来を再生する極めて大きな政策の第一歩です。政治家は、目先の選挙を考えて、国民に不人気な政策から逃げるのではなく、日本の未来に責任を持って行動すべきだと思っています。苦しい決断を先送りをすることなく、堂々と正面から取り組みます。 三村和也 2012年6月26日
衆議院通過へ2012年6月25日
総理入り集中審議2012年6月23日
自転車遊説にて2012年6月22日
統治機構
130時間に届かんとする審議が、もうすぐ集結すると思うと、万感の思いです。 この審議に参画する事ができて、政治家として本当に良い経験だったと思います。 今回の結論は、消費増税というどの政党も避けて通れない課題を超えるという意味と、ねじれ国会の現実の中で政策を実現するという意味での、政治の知恵でしょう。 自公と組むということの「気持ちの悪さ」は非常にありますし、本来なら、ねじれを解消して、もしくは参議院を無くして、リーダーシップを発揮できるすっきりしたスピーディーな政治体制をつくることのほうが良いわけですが、現実には、大阪維新の会のような地方政治違い、国政はそう簡単にはいかない。 しかし、ぼくが政治家として現役である、ここ10−15年の間には克服しなければならない、克服すべき課題です。日本の統治機構改革。 三村和也
2012年6月21日
台風一過2012年6月20日
両院議員懇談会
両院議員懇談会。 両院議員総会と両院議員懇談会は違います。 今回の採決にあたって両院議員総会を開けとの署名が、篠田議員を中心に集められ、規定の全議員の1/3の数に達する署名が集められたにもかかわらず、総会ではなく懇談会が開かれ、反対派がそこの点を批判しています。 じつは、そこはぼくも同感で、まず、党規約に沿った手続きで1/3以上の署名が集まったのだから、総会を開催すべきだと思います。 また、この党は両院議員総会が開かれなさすぎです。 総会は議決権があるため、執行部は嫌がっているのかもしれませんが、大事な政策を決める時ですから、議決のできる両院議員総会をすべきで、懇談会でお茶を濁しているのではガス抜きにもなりません。 しっかり両院議員総会を開いて、白黒はっきりすべきだと思うのですが、そうはならず、非常に残念です。 三村和也
2012年6月19日
党内手続き
朝から災害対策特別委員会で、災害対策基本法の審議。 代議士会、本会議とあり、夕方から今日も昨日に引き続き、三党合意の党内議論。 外は台風であったこともあり、22時くらいに打ち切りとなって前原政調会長一任となりました。 反対派が「強引だ」というのも分かりますが、いつまでやっても反対の人はそもそも論と1年前と同じ議論を繰り返すという構図はなんとかならないものか。 いっぽうで、前原政調会長が独り矢面に立ち続けるのも、改善すべき点です。反対派の人も「前原さんは野田さんの被害者だ」というくらいのもので、やはり意思決定のプロセスをどうすべきかという問題がある。 ぼく自身は前原さんが政治的に傷ついているのではないかと思っていたのですが、同僚議員からは、逆に野田さんをひとりで守りきったことが前原さんの資産になるという意見。 政治はなにがどう活かされるかわからないものなのでしょうか。 三村和也 2012年6月18日
6月18日2012年6月17日
決める政治へ前進
社会保障と税の一体改革、消費増税に関して三党合意が成立しました。 「決める政治」の実現に向けて大きな前進です。 私は社会保障と税の一体改革特別委員会の委員に選定されたため、これまでの110時間を超える国会審議を行ってきました。 現場で審議に参画した立場からいって、「よくぞ自公がここまで譲歩したものだ」というのが偽らざる感想です。 今回の三党合意は、テレビではどう言われているか、野党の方がどういっているかは不明ですが、ほぼ民主党の主張を取り入れたものとなっています。「社会保障を置き去りにして増税だけ?」とんでもありません。実態はまったく異なります。 総合子ども園などの子ども子育て新システムについては、自民党のこだわりで「新法ではなく、既存法の改正法とせよ」という形式論だけで、中身はこれまでの制度設計に沿う形となっています。いわば子供手当の時と同じく、「名を捨て実を取る」かたちです。子供手当のときも、自公が「児童手当」という名前に固執したため、内容は中学生まで支給する子供手当ながら、名前を戻しました。今回も、「総合子ども園」という新しい名前は野党に許してもらえなかったため、自公政権時代につくった「認定子ども園」という名前を残す形になります。 反対する方は言います。「増税の前にやるべき事がある!」と。当たり前です。増税の前に身を切る改革は断行し、行政の無駄削減は極限までやらなければなりません。 消費増税を含む今回の一体改革は、日本の未来を再生する極めて大きな政策の第一歩です。次の選挙の事を考える政治屋ではなく、次の社会の事を考える政治家として、苦しい決断を先送りをすることなく、堂々と正面から取り組みます。 2012年6月15日
弁当2つ
そのあと、社会保障と税の一体改革特別委員会が開かれるかどうか与野党協議次第であったため、昼に打合会が。結局開かれなかったのですが、そこで弁当を食べます。 そして、今日はイレギュラーに前原Gの会合が昨日に引き続き今日も昼開かれました。社会保障と税の一体改革与野党協議の情報共有のためです。 で、前原Gの昼食は毎回カレーで、ぼくはいつもカレーを食べないか一口だけもらって、サラダを昼食に食べているのですが、今日はカレーではなく、今半の弁当。 で、さっき別の弁当を食べたにもかかわらず、美味しそうだったので、こっちも食べました。 んー、そうしながらも、今日、七夕の後援会BBQまでに71キロになるぞと心に決めました。 今日の体重72.9キロ。 さて、与野党協議がどうなったか、このあと18時から党本部で会議です。 いってきます。 三村和也
2012年6月14日
歳入庁創設
早朝駅立ちは上永谷駅で。 今日もたくさんの人に声をかけてもらったので、電車に乗るのが延びに延びてしまい、8時からの歳入庁WTに遅刻で到着。 政府が歳入庁創設の設置を正式に決めました。 それにつけても与野党協議です。 昨日の夜は税調総会で与野党協議の経過報告がありましたが、歳入庁の創設についても自民党が「降ろせ」という主張。民主党の公約は全部降ろして、増税法案だけにせよ、というのであれば、認められるものではない。 新聞報道やテレビでは政府与党がベタ降りというようなイメージのものが多いやに見受けられますが、そんなことはあり得ないと信じます。一方で、明日までに協議が整うということもあり得ないと思うのですが。。 ねじれ国会だから与党だけで決められないのが現実。しかし、衆議院の多数は民主党が握っているのだから、全て野党の言う通りにというのはおかしい。 真に国民のための結論を出せるよう、拙速は避けてじっくり協議をすべきだ。 三村和也
2012年6月13日
与野党協議と党内
今日は税、経済の専門家からの意見陳述です。 与野党協議の状況は昨日、細川、長妻両議員から報告がありましたが、なかなか野党と党内がまとまる結節点を見つけられるかどうか、見えてきません。 しかし、この委員会の質疑の中で自民党の額賀議員が小泉郵政改革の経験を話していました。 当時自民党政調会長だった額賀議員が官邸に出向き、「総理、党内の調整はこうこうこうします」と報告すると、小泉総理は「額賀君、そんなにがんばってまとめなくていいよ」と言ったと。 そういうものなのかもしれません。 しかし、くっきり決断できる環境がそろわなければなりません。ベダ降り・先送り・増税だけではダメ。今週来週がギリギリの勝負になりそうです。 三村和也
2012年6月12日
子ども子育てについて中央公聴会で質疑
今日は社会保障と税一体改革特別委員会で中央公聴会が行われました。 午前中、年金制度に関して専門家等から意見陳述と質疑の後、午後は子ども子育てに関する意見陳述と質疑。 これには横浜市の林市長も来て、民主党の質問者はぼくです! まず今朝の日経に「民主、総合子ども園撤回」との記事。 あり得ない。 朝一で交渉担当に事実確認。 事実関係は分かった。記事は事実と違う。事実はここにはかけないですが、記事は意図的な野党サイドのリークでしょう。 そういった事情も勘案しながら、子ども子育て新システムに関して、 保育の量的拡大を図る、つまり待機児童を無くすために、 これまで認可制であるがために増えてこなかった園を、指定制の導入で増やすこと、 また、これまでも認められていますが、株式会社やNPOの参入を拡大することなどを指摘しました。 林市長からは実体験に基づいた有意義な話が聞けました。「株式会社の協力がなければ横浜市の待機児童の解消はありえなかった」と。 三村和也
2012年6月11日
6月11日2012年6月10日
6月10日2012年6月 9日
父の日の絵2012年6月 8日
6月8日
今日も社会保障と税一体改革特別委員会での審議が続きます。 歳入庁WTでは、政府から、やっと歳入庁設置に向けたロードマップが示されました。この春からWTで必死に政府を動かして来た成果です。 来週はこの特別委員会での中央公聴会。公聴会が終わると通常採決という流れになります。自民党は民主党の分裂を誘発させるべく採決を急いでいますが、この週末からの与野党協議で、民主党が長期間かけて議論してきた社会保障制度改革に関して、少なくとも法案を提出している年金と子ども子育てについては着実に実を取る協議の成果でなければならない。自民党の狙いは増税だけ民主党に押し付けることと民主党の分裂だから、そうならないようにしないといけないのですが、官邸の空気がいまいち分からないのがちょっと気がかりです。 三村和也 2012年6月 7日
6月7日
横浜駅で早朝駅立ち。一足早く抜けて国会へ。今日も終日、社会保障と税一体改革特別委員会審議です。 一体改革関連法案を来週15日までに衆議院を通すというような報道がありますが、現場で審議している立場からするとそんなこと本当にできるのか?と感じます。野党との隔たりは大きいし、野党は民主党の分裂を狙っているわけで譲歩するインセンティブはゼロでしょう。消費増税以外はベタ降りで自民と握るなんていう選択肢をもし官邸が取ったら、本当に党が割れる、というか、むしろ残るほうが少数派になるのではないだろうか。 いずれにしても、子ども達の未来にツケを残さないように、逃げずに取り組むだけ。 しかし、選択肢が複雑になると決断が難しくなることを危惧してしまう。。 三村和也 2012年6月 6日
非ケインズ効果
この消費税の議論の中で「非ケインズ効果」という論点が取り上げられる事があるので、今日はそれについて取り上げてみたいと思います。 ケインズ経済学は、景気の悪い時は財政支出をする、または減税することで民間消費を刺激すれば景気が良くなる(ケインズ効果)という考え方です。このため、その逆の歳出削減や増税は、民間の消費などに悪影響を与え国内総生産(GDP)の押し下げ圧力となるると考えられます。 これに対して、財政赤字が拡大していて、政府債務残高が極めて高い状態にあるといった現在の日本のような国の場合、増税や歳出削減などの財政の引き締めが、民間の消費を拡大させる効果を持ち、GDPを押し上げる可能性もある、という考え方が「非ケインズ効果」です。1980年代以降デンマークやアイルランドでこういった事象が観察されたとされています。 これは、莫大な財政赤字が将来の不安を助長するため、現状では民間の消費が萎縮している、という考え方です。つまり、日本でいえば、将来の国の財政が不安だから、年金も支給されるか分からない。だから普通の人は貯金をしておこうとし、そうすると、消費にお金が回らないということになります。 このため、財政再建や増税によって将来不安がなくなると、預貯金が消費に回り、景気に好影響を与えるということです。 この説が正しいかどうか、というのは議論が分かれるかもしれません。 しかし、いずれにせよ、日本の現状を考えると、公共投資を増やして財政拡大することが国民=消費者から好感を持たれるとは思えません。早急な財政再建の必要性が国民の多くの共通認識だと思います。経済を好転させる根幹は、消費者の「気」です。消費者が消費をしよう、という気持ちが景気を拡大させ、それが企業の投資を呼び、そしてそれがまた消費を喚起する。こういう好循環の最初の根っこは、国民=消費者の「気持ち」違う言い方をすると「将来への安心と期待」です。 そうするとやはり財政再建の道を選ぶとして、その手法は、増税やむなしとしても、「歳出削減」を大胆に行い、また、「何年までに借金をここまで減らす」(当面はプライマリーバランスをゼロにする)という財政再建の工程表を示し(既に示していますが)、それを着実に実行していくということであると思っています。 増税をするのであれば、「いついつまでに借金体質を無くす」そのために、「こういった支出を削減する」というプランを示さなければなりません。消費増税をしても、毎年1兆円ずつ増えて行く社会保障費の「出口」の改革をしなければ、財政再建は出来ません。国民に痛みを強いるとしても社会保障費の抑制策をこの一体改革を機に深めなければなりません。今の政府の案だとこの削減の部分があいまいなため、引き続き、この点について政府を動かしていきたいと思っています。 三村和也
2012年6月 5日
6月5日2012年6月 4日
地方公聴会2012年6月 3日
ボーリング大会に参加2012年6月 2日
未来会議2012開催!
今日は横浜開港記念式典、横浜開港祭! 朝から式典に、また、臨港パークでの開港祭にと周った後、いよいよ午後から未来会議2012の開催です! 本当に今年も200人近い方に集まって頂き、そして、今年も最高の経験となりました。 安住大臣の話は20分の予定が質疑応答含めて1時間に(笑) 分かりやすく面白く税について説明をしてくれました。 今年のテーマは「社会保障と税」 テーマが難しいので、ぼくは「カッコくらいは」と、麦わら帽子を。 難しいテーマでしたが、参加者のみなさんのおかげで本当に充実した未来会議に今年もなりました。 参加者のみなさん、ありがとうございました! 来年も参加してくださいよ〜!! 三村和也
2012年6月 1日
6月1日 |
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