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三村和也ブログ

《 2011年2月アーカイブ 》

2011年2月26日

バタバタしています

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バタバタしています。

政権が不安定さを増す中、来年度予算を通す作業。予算だけであれば憲法の規定で成立は容易ですが、特例公債法をはじめとした予算関連法案を成立させることがハードルが高く、野党に配慮しながらの国会運営。

そして、ぼく自身も、外交安全保障調査会での、軍事的安全保障、北朝鮮問題、インテリジェンス、といった議論を進めていると同時に、統一地方選に向けて地元での活動を量的/質的に大きくしています。



一昨日の代議士会での我が党議員の振る舞いは、「学級崩壊」として、テレビや新聞に取り上げられてしまいました。

恥ずべき事です。

それぞれの議員に与党議員としての自覚を持って行動してほしいし、その前に社会人としてのルールを再認識したほうが良い。


(代議士会の件は、一部誤解を受けてしまった議員もいるようですが)いずれにせよ、最近、執行部に強い言葉をテレビの前で張り上げることを良しとする風潮が一部にあるように感じてなりません。


たしかに今の政権は、ぼくも満足いっていないのは事実。しかし、意見があれば、それを実現するために実際に政策として実現するのが政治家の仕事であって、テレビがあるところでヤジを飛ばしても何も変わらない。むしろ、国民の支持がさらに離れるのみです。


昨日の神奈川県連のパーティーでも岡田幹事長に対して、一般の人に混じって地方議員の人か候補者の人から、怒号のようなヤジが飛び、非常に残念でした。

組織には、リーダーシップとともにフォロアーシップも必要です。

民主党代表のリーダーシップは十分でないかもしれないが、フォロワーシップの欠如も甚だしい。


党のガバナンスを再考しなければなりません。内容は別にして、国民と直接問いかけ、つながって強力な力を持った小泉元総理/一罰百戒的な政治手法で力を維持した小沢元代表。過去の政治家の政治手法から学ぶべきところは多くあります。


執行部にも進言します。

三村和也

2011年2月17日

審議拒否は正当化できない

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朝の駅立ちは、上大岡駅でうらみち健一さんと。


今日は昨日流会した財務金融委員会が、昼に開催される予定も、流れ、ギリギリ5時59分に開会。(6時以降の開会は、与野党の申し合わせでしないことになっているらしい。)

当初、野党は別の問題と絡めて財務金融委員会の審議にも応じられないという姿勢だったようだが、所信も聞かないとか、審議拒否とか、それはやはり国会議員としてどんな理由であろうとも正当化できない。

今日はその他、外交安全保障調査会で北朝鮮問題、軍事的安全保障、エネルギー安全保障など、水曜日は調査会の研究会が重なる。


三村和也

2011年2月16日

速やかに

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今日は国会見学の小学生が多い。

首都圏の人は小学6年生で国会見学に来た経験がある人が多いだろう。そして、その小6以降、国会に来る機会は一生ほぼない人も、これまた多いと思う。

小学生は、社会科で政治を学ぶタイミングで国会見学に来るそうで、このため、この時期が非常に多くなっているようだ。

午後からの本会議。1時間20分遅れで開会。

その後財務金融委員会にて財務大臣と金融担当大臣の所信聴取のはずが、流れる。



今日は党で大きな動きがあった。これまでも時間をかけすぎているのだから、これ以上時間をかけずに速やかに。そして、国民の求める説明責任には十分に応えていく。それが必要だ。


三村和也

2011年2月14日

バレンタインで

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西横浜駅での朝の駅立ち。

西区県政の奈良こうすけ君とともに。

そして今日は議員会館で執筆作業。昨年末、新政権として初めての防衛大綱への提言を取り纏めた経緯などを。

「歴史的な政権交代から1年強が経過した。今、民主党政権への批判や失望が国民の間に広がっていることは否めない。特に、「果たして民主党に外交安全保障担当能力があるのか?」といった疑問は、幾度となく取り上げられてきた。(中略)

 しかし、戦後60年以上、本格的な政権交代のないまま継続して来た自民党政権における安全保障政策は、その経緯からして、実は敗戦後の非武装、非軍事、米軍依存の政策の方向性から本質的には抜け出せないまま、パッチワークを重ねて来た政策であった。(中略)

 だからこそ、民主党政権として初めてとなる今次防衛大綱は、限られた防衛予算で、我が国の主権を守るために、いかなる防衛政策が最適かを、タブー無くゼロベースで見直す必要があった。「印象だけの平和主義や、変化に目をつむり依存するだけの安全保障と決別し、我が国の主権と国民の生命を第一に考えた変革を行う。」そのことが今次防衛大綱への提言を策定するにあたっての私の思いであった。」


そんな導入から7000字程。


そして今日はバレンタインデー。妻が、日頃お世話になっている同僚や先輩にチョコレートを配る。1人では行きずらい大物(?)には、ぼくがカバン持ちとして同伴する。


閣僚の方々は、会館の部屋にはおらず、当然ではあるが直接は渡せなかったが、まあ良しとしよう。


三村和也


2011年2月13日

三連休

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三連休だった。

立候補して以来ここ3年ほど、ちゃんとした休日も取っていないので、「連休」や「週末」という概念を忘れてしまった。今年のゴールデンウィークは少しは休むことにしようかなと思う。

さて、三連休初日は、雪の中地元の支援者周り。雪のおかげで「雪の中わざわざ」と感謝してくださる方も多く、雪「さまさま」だ(笑)

そして、三連休の後半2日間は、横浜市西区の県会議員選挙に挑戦する奈良こうすけ君を引き連れて、地元を回る。もう選挙も近いから、来週以降は、奈良君は街頭や自転車遊説をやり、ぼくが彼のリーフレットをもって支援者を回るようにしようか、と考えたりする。

しかし、ぼくの時は右も左もわからないまま、1人っきりで始めた選挙だったが、家族を始め徐々に応援してもらえる仲間が増えたが、なんとなく、今回の新人の彼らは羨ましいなあと思ったりもする。しかし、民主党に対する風当たりは極めて厳しい。とにかくがんばってほしい。

三村和也

2011年2月10日

東口、予算委員会、松浦社長など

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ということで、今朝は横浜駅東口にて朝の駅立ち。統一地方選の候補者の皆さんに遠慮しながら、週3回くらいに落として続けていこうかと思う。春からはまた毎日に戻すとしよう。

朝は財務金融部門会議から。

青山学院大学三木教授から、一国の税制策定過程の国際化に関して、法人税の引き下げ競争で、いまや、一国で法人税率を決められない時代になっているとの認識。確かにそうだが、企業を呼び込む税制は必要だろう。

そして今日は予算委員会。

ぼくの席が質問者の真後ろだったので、いろんな人から「テレビ映ってるよ」と。正確に言うとインターネットの中継や院内TVではあるのだが。


夜は、青年会議所の例会で、エイベックスの松浦社長の話を聞く。
自分の好きな事をして大成功している方で羨ましい。


三村和也

2011年2月 9日

内向き社会が若者の明日をつぶす

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朝の駅立ち。統一地方選の候補者となる地方議員の皆さんに遠慮して、少し離れているのだが、やや、調子が出ない。

その分睡眠は確保できるが、朝街頭に立たないと、なんとなく、心も落ち着かない。そろそろ再開する。

今日の民主党BBLでは、東大早朝の濱田純一先生から話を聞いた。

BBLというのは、前にも書いたかもしれないが、ブラウンバックランチの略で、持ち込み弁当を食べながら昼のランチの時間を利用して意見交換や勉強会を行うもの。

ぼくも経産省時代からよく利用したスタイルだ。


濱田総長からは、「若者が活躍したい!と思えるような社会の雰囲気造り、環境作りがトップリーダーの役割だ」と。

その通りである。少子化に加えて、若者が内向き指向になっている国に未来はない。

アメリカにおいては、「アメリカンドリーム」が未だ続いている。マイクロソフトやグーグル、アップルの成功に続いて、ツイッターやフェイスブックの成功と、常に上を向いていける社会であることは、様々な大きな矛盾を抱えながらも世界を牽引するアメリカの強さだ。

新興国もしかり。

日本は、やはり「Japan as No.1」だろうと思うのだが、強い日本の復活に向けて、迷わず進もう。


三村和也

2011年2月 7日

もう一度

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愛知と名古屋の首長選挙の結果は、既成政党への有権者の皆さんの不満を端的に示したものだろう。


なぜ民主党政権が失望につながったのか。

それを正面から捉えることが、今後の政権運営にとって最も大事であり、それは、政権交代への原動力/期待はなんだったのかの原点を捉え直すことから始まると考えている。


官僚として10年間仕事をしてきた経験から言って、政権交代がなければ実現できなかった政策は数多くある。しかし、野球に例えれば、シングルヒットはこつこつとそれぞれの現場で積み重ねているものの、エースピッチャーの暴投や前監督の試合放棄のような状況ばかりが新聞とテレビで放映されるということなのかもしれない。

ぼくは、だからと言ってピッチャーをすぐに変えるのではなく、諦めずに根気づよく試合を続けるべきだと思うが、これから試合を続けるためには、もう一度、政権交代への原動力はなんだったのかを見つめ直し、その国民からのニーズに忠実に政権を運営する方向修正が必要だ。


なぜ政権交代が起こったのか。その最大の構造的要因は、経済成長の鈍化と人口減少に対して、有効な政策を打って来れなかった自民党政治の失敗だ。

自民党政治の本質は、経済成長を前提とした利権の分配だった。しかし、分配する資源は、はるか以前に無くなっていたにも関わらず、ひたすら借金を積み重ねて政権を延命して来た。それが限界となった。このことが政権交代につながったと。

そうであれば、新政権がすべきは、低成長・人口減少時代の国家経営である。それはつまり、国家機能のリストラが求められるということ。


確かに、事業仕分けはオープンな場で結論を出すので、分かりやすく、予算編成の中身を国民に開示した画期的な手法で、今後とも続けるべきだろう。しかし、より大胆な政治決断による「税金の使い道の変更」が必要だ。

政権交代が起こったイギリスは、43歳のキャメロン党首が首相になり、地方政府も含めた大胆なリストラを行っている。大学の授業料カットによる学生のデモがあっても方針転換はない。カナダでは、95年から97年の3年間に、国家予算の20%を実際に削減した。

イギリスやカナダに国家予算の大幅カットが出来て、日本だけが出来ない理由はない。逆に言えば、日本だけがやらなくても国が持つ理由もない。

カナダやイギリスの手法は単純明快。総理大臣が、ターゲットを具体的な数値目標として出し、ぶれずに貫徹することだ。そういった政治決断を具体的数値とともに示すことが、真の政治主導であって、それをどう具体的に実現するかは、官僚にやらせればよい。

もちろん、外交問題や社会保障など、様々な重要政策課題があり、それはしっかり進めなければならない。しかし、民主党政権に求められるど真ん中は、国家のリストラであると考える。


この実現のためには、政治的に幾多の困難を乗り越えなければならず、一朝一夕には出来きないが、忍耐強くこのことに向かって行きたい。


政権交代しても政治はどうせ変わらない、ではなく、今の政治の混迷は夜明け前の産みの苦しみであって、着実に日本は前進するのだ。逆戻りはしない、させないと信じて。


三村和也

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