明日から辰年
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《 2011年12月アーカイブ 》2011年12月31日
明日から辰年
今年は本当に壮絶な年だった。 3月の大震災の後、当時幹事長補佐だったぼくは幹事長室に詰め込みで復旧支援に。 熾烈な日々だった。しかし被災地で困難にあっている人たちのことを思いながら仕事をこなした。 こういった国家的危機の際には、与党が支持されていてしかるべきであるのだが、震災後すぐに様々な批判で菅政権は支持率がガタ落ち。6月の内閣不信任案の時の小沢グループの議員とのギリギリのやり取り。 あの時は、震災の大変な時期になぜこのような不毛な党内抗争を繰り広げるのかという思いだった。 9月に代表選。前原さんは、今回は出るべきではないとぼくは主張したが、結果出る事に。ぼくは選対の政策担当として働かせてもらった。 その経緯でその後は凌雲会(前原グループ)の運営の仕事も多くなり、また政調会長補佐となり、共通番号制度のワーキングチームの事務局長にもなり、政調での仕事が膨大になった。 しかし野田政権も支持率は低く、来年は解散の圧力も強くなって野党も対決モードというか今までどおりの全て拒否モードがさらに強くなるだろう。 さらに厳しい状況になるだろうけれども、来年は日本にとっての正念場。復活の年、飛躍の年にするために、ぶれずに責任をもってやっていきたい。 今年も一年間大変お世話になりました。 皆さんにとっても今年は本当に大変な年だったと思います。来年こそ、日本にとって、皆さんにとって良き年になるよう、明日からも全力で働きます。 良いお年をお迎えください。 三村和也 2011年12月30日
年末街宣2011年12月29日
深夜の決定
みなさん、大変ご無沙汰してしまい、すみません! 今年はダイエットに成功しましたが、年末にかけて政調での事務量が増えてブログ更新が遠のいてしまいました。11月に開催した「未来を語る会」にも400名を超える方にお越しいただき、そのときの様子もアップすればよかったのですが。。以後ブログ姿勢を改善します! さて、本題。 今年の年末は、今日の深夜まで「社会保障と税の一体改革」についての税調での調整が続きました。 結論が出たのは、23時45分。午後3時から断続的に続き、総理出席のもとでの決着でした。 消費増税の前に、議員定数削減と公務員人件費のカットを確実にすべきだという意見が、ぼくを含めた多くの議員の主張。 加えて、ぼく自身も増税による経済への影響を懸念していました。前回橋本内閣で消費税を3%から5%に上げたときも、所得税、法人税をトータルしての税収は景気減退のため増えていないことも事実。今のデフレ/超円高状況下で本当に消費増税が正しいのか。もちろん、今のままの税率で今後さらに増大する社会保障費を賄えないことは事実で、いつかは10%、15%と上げていかなければならないのは、将来世代にツケを残さないための我々の責任です。その「いつか」が問題でしたが、いつデフレから脱却し、いつ景気が上向くのかは誰にも確かなことは言えない、そしてそれをいつまでも待っていられない財政状況であるのも事実です。 さらには、今日の議論でも、総理に直接、「何故八ツ場ダムの工事再開を決めたのか」と問いましたが、結局納得のいく回答はでず。約束したことを反故にして約束していない消費税増税を不退転の決意でやるというのは、理解できないという思いが強かったわけですが、最終的には、衆院任期の半年後に税率を上げる法案を出すということに決着しました。 10名程度もの離党者を出した中で、党内に「割れてはならない」という、まとめの意思が働いての結果だと思います。 多くの議員の意見を踏まえて最終的に「議員定数削減や公務員総人件費削減など自ら身を切る改革を実施したうえで税制抜本改革による消費税引き上げを実施する」ということになりました。 定数削減や行革の「実施」を消費増税の「前提」としたという意味で、なんとかギリギリの決着をつけたと思っています。 しかし、安堵できる状況ではまったくありません。 総理は、この臨時国会は復興のため、関連予算と法案を通すために野党との「間合い」に気をつけ最大限の配慮をしてきたが、来年の通常国会は「日本にとっての正念場」「これからは明確な姿勢で民主党としての法案を出し、ボールを向こう側につきつける」と明言しました。 ぼくもその通りだと思っています。定数削減にしろ、公務員人件費削減にしろ、地方制度改革にしろ、我が党が法案を出し、国民に直接問わなければなりません。 厳しいのはこれからです。 来年は年明け早々正念場。 2012年も「全力」で取り組みます。 三村和也 2011年12月 8日
共通番号制度の創設
国民全員への番号付与はいまや世界の常識です。日本ではこれまで国民総背番号制→国家による管理!、住基ネット訴訟といった、番号に対する不安や拒絶といった流れが多かったわけですが、もし日本でも共通番号制が実現していたとしたら、東日本大震災で住民票や戸籍、貯金通帳や健康保険証などを失ってしまった被災者の皆さんへの支援ももっとスムースにいっていたかもしれません。たとえば年金や健康保険、民間の火災保険などの情報が番号で電子政府として維持されていれば、保険金を払ったり、証明書の再発行や義援金の振込、医療の提供など様々な支援がより円滑に出来たかもしれません。 それだけではなく、消えた年金や孤立高齢者の問題も、共通番号があれば事態はより改善されていたかもしれない。さらに、国民の利便性の向上という観点も重要です。毎年の確定申告で、領収書等を一年間紙で保管しておかなければならなかったり、複数の銀行口座の情報を入力しなければならなかったりする煩雑さをなくしたり、医療情報を電子的に共有して病院で病歴や通院歴や処方箋を共通で閲覧できることによるメリットは非常に大きいものです。 諸外国では、既に番号制度は普及しています。アメリカではソーシャルセキュリティーナンバー(社会保障番号)を事実上の共通番号として使用していますが、エストニアスウェーデン、デンマーク等々といった欧州諸国では、国民にIDカードを配り、医療、年金、税だけでなく、大学受験や国勢調査、電子投票などにも活用をしています。 実は日本でも、国民番号というものは既にいくつも存在しています。住民票の住民票コード、戸籍、年金番号、確定申告の税番号、運転免許等々です。むしろそれらがバラバラで「共通」化されていないことが問題です。もちろんプライバシーは守らなければならないですが、現在既にある諸番号を共通番号で連携させ、国民の利便性を飛躍的に向上させるとともに、プライバシー保護をこの機に強化する。そういった制度設計を進めます。 我が国の共通番号制度は、来年1月の通常国会に法案を提出し、2014年6月に国民に番号を付与できるよう、制度とシステムを構築していきます。この共通番号制度で行政の効率化、電子政府化を進めて世界に冠たる便利な電子政府を創れるよう、党では前述のワーキングチームに委員会を設置し、私が委員長となって議論を進めていきます。 三村和也 |
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