党首討論
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さて党首討論だ。
麻生総理につっこみどころが盛りだくさんの党首討論だったが、
最大の論点は、財源論。
麻生総理を筆頭に、自民党の政治家というのは、あたかも消費税増税を言うのが、責任ある政治家の姿勢だ、というような論理を振りかざす。
しかし、そんなことは決してない。官僚任せであるがために、霞が関のムダを削減できずに、安易に増税を口にする政治家のどこが責任ある政治家なのか。
本当に国民に対して責任を果たす政治家とは、国民のために、官僚任せにせず、官僚の抵抗を抑えて、極限まで歳出削減の努力をする、行政改革をするのが、本当の姿ではないか。
にもかかわらず、麻生総理は、消費税増税を俺は口にするぞ!という態度。単なる蛮勇である。
官僚依存の政治家の弊害の最たるものだ。
それから、アニメの殿堂。
麻生さんは、「コンテンツ産業が大事だから」というロジックを使う。これも、官僚依存の自民党政治の限界だ。
コンテンツ産業が日本にとって大事であることは、誰も否定しない。しかし、問題は、アニメの殿堂というハコモノを117億円かけて作ることが、コンテンツ産業の発展に寄与するのか、ということだ。答えはNOである。
予算の使い方を、ハコモノからサブスタンス(中身)重視に変えなければならない。
それから、「210兆円の予算のうち、たとえば社会保障費70兆円、これは削れない」という麻生さんの主張も、霞が関から出てきた数字をそのままノーチェックで鵜呑みにする官僚依存の政治の現れだ。
実は、社会保障費は社会保障費でも、その中には、たとえば厚生労働省の庁費や施設費、人件費なども含まれる。そういった細目まで入り込んでムダというものは無くしていくのだ。
(ココ変のページのバックナンバー「税金のムダ使い一掃はどうやるの?」参照)
そして、最後に唐突に出てきた安全保障。
第7艦隊で十分発言の件を出してきたが、自民党の官僚依存の政治家の限界の最たるものの一つに、外交・安全保障がある。外務省の官僚に頼りっきりで、政治家としての迫力のある外交力を持った政治家がいない。自分で外国をウォッチできる政治家がいないのだ。
在日米軍の抑止力と日本の負担とのバランスについては、十分にゼロベースで議論すべきテーマである。
それをハナから対米追従・現状容認で、我が国の価値をあまりに安売りしているのは、国益に大きく反する。
政権交代の意義の大きなものの一つに、外交の転換がある。
どうか鳩山党首にも、次回の党首討論で、ダイナミックな外交理念を展開されることを期待したい。
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