2014年11月12日
風
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急に永田町特有のあの「風」が吹き荒れたので、今日は終日非常にバタバタとしました。
いろいろと情報は入りますが、可能性は非常に高いということのようです。
なんのための解散なのか。消費税を１０％に引き上げるのを先送りする、その信を問う形で解散ということですが、前にも書いたように、経済状況が実は想像以上に悪い（１９日に7-9月のQE(GDP速報)が出ます）のは、アベノミクスが失敗していることの証左です。経済政策を派手に言っておいて実は本質的な政策は進んでおらず、経済が悪くなりそうだから消費税増税を先送りし、野党が準備の整う前に、支持率がまだ高いうちに解散、というのであれば、大義のない党略の解散と言わざるをえません。
アベノミクスが実はうまくいっておらず、格差は広がり、分厚かった中間層が崩れゆく。そのことに国民の皆さんも気づきはじめたため、その認識が定着する前に解散というのでしょうか。
いずれにしても、これ以上将来世代へのツケの先送りで目先の利益を実現するような政治は一刻も早く変えなければならない、そのためにわれわれ責任世代の政治家が声を上げて政治を動かしていかねればならないというのが私の信念です。どのような状況下であっても、全力を尽くしたいと思います。
三村和也
