2014年10月21日
閣僚辞任
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今朝は雨にも降られながら、西区市政担当のかじお明さんと岡野にて早朝駅立ちでした。
前の記事のように、各種経済指標をみていると、異次元金融緩和と財政出動でカンフル剤を打っただけのアベノミクスの効き目のリミットもそろそろ近づいています。
そのカンフル効果がある間に岩盤規制の規制改革をどれだけ進められるかがこの先の日本経済の浮沈を左右するわけで、その改革が実は進んでいないことをこそ、野党からは攻めるべきです。
閣僚辞任のニュースなんかを見ていると、「結局昔と全然変わってないな」とげんなりしてしまいます。
しかし、一方で、もし自分が今現職で担当の委員会の委員であった場合に、公職選挙法にせよ、政治資金規正法にせよ、違法行為の蓋然性が高い事案を担当閣僚が抱えているのが判明したのであれば、追求しないわけにもいかないだろうし、蓮舫さんにしても近藤洋介さんにしても複雑な思いを持ちつつ質問したんだろうな、本当は政策論に入りたかったんだろうなと、思います。
いずれにしても、異次元緩和の出口戦略も無検討で、財政出動による借金のさらなる拡大もあり、規制改革での経済成長が成功しなければ、この後始末は5−10年後の政権が背負う、最終的には我々の世代、さらに若い世代が背負うことになります。そうならないように今は地道に政治活動続けるしかないのですが。
三村和也