2014年1月31日
本会議場での服装
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山本太郎参議院議員が本会議場での服装で注意を受けたとの報道。
タートルネックにジャケット、細身のパンツに、登山用的な靴だったようで、議院運営委員会理事から注意とのことでした。
山本太郎さんに関しては、特に何もないのですが、本会議場での服装について。
今回の件は「これはネクタイをせずに本会議場に入った」ことが決定打だったのでしょう。
記事では「参院先例集ではジャケット着用しか記載されていない」としていますが、国会のルールは、「先例」と「申し合わせ」で形成されます。議運(議院運営委員会)がその権限を持っているのですが、議運の申し合わせで、クールビズにあわせて、「夏期は院内でネクタイをしなくてもよい。ただし、本会議場に入るときはジャケットは着用」と決められています。
つまり、反対解釈で冬期はネクタイ着用がマストです。
ということで、本会議場に入る時にネクタイをしていないと、総理大臣でも守衛さんに「入れませんよ!」と注意されることになります。
どういった服装に品位があるか、ネクタイ着用する/しないで品位に差があるか、などは議論があるでしょうし、国や地域によって当然ことなりますが、国会はルールメイキングする機関ですから、そのメンバーたる国会議員はルールに従う必要はあるでしょう。
山本太郎さんは、そういったルールを知らなかったと言っているようですが、半年以上議員をしていて本当に知らないとしたら、勉強不足か理解力不足ですし、基本的に調べればすぐ分かることですから、まあ、注目浴びたいがための行動でしょう。
いずれにしても、国会議員は政策と行動で結果を残さなければなりません。
三村和也