2013年10月22日
岩盤規制にほど遠く
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今朝の駅立ちは井土ケ谷にて。今日から来月の未来会議の案内を配り始めました。
さて、臨時国会がようやく開きました。昨年までは、私も主張していた「通年国会」が事実上実現していましたが、今年はねじれの解消で国会に緊張感なく、ずっと閉じられたままでした。
国会は通年国会にして国会議員にもっと仕事をさせるべきです。
さて、先週安倍政権が国家戦略特区の規制緩和の内容を決定しました。
これまでも、安倍政権の3本の矢、成長戦略は3本目の規制改革でどれだけ岩盤規制に踏み込めるかにかかっている、と述べてきましたが、今回明らかになったのは、岩盤規制改革からはほど遠い後退した内容。
労働時間規制改革もやめ、企業の農地参入の完全自由化などの農業の規制改革にもほぼ手つかず、国家戦略特区といいつつ、小玉の規制緩和ダマを集めたに過ぎない感じです。
規制改革の本丸は、農業と、厚生労働、そして雇用です。しかし、一般医薬品のネット飯場解禁ですら後ろ向きの今の政権ですから、遠からず化けの皮がはがれてくるのではないかと感じます。
国民は今アベノミクスの成否を見届けたいという思いが強いと思いますが、それが期待はずれだったときの替わりの受け皿と政策を準備しておかなければなりません。