2012年9月24日
運転免許
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2時間の講習を受け、全部で3時間半くらいの時間を取られて、新免許を入手しました。国会議員といっても、何ら優遇などなく、ふつうに並ばされます。
いくつか思うところがありました。運転免許センターというのは警察庁の外郭団体で、警察官のOB等のいわゆる天下り機関です。もちろん、OBが再就職することが悪いというわけではありませんが、4000円の講習料を取り、また、「自分の免許の残り点数を知りたい方は650円かかりますが、申請してください」というアナウンス。そもそも自分の個人情報を知るのに650円かかるというのがおかしい。
また、これらの収入はセンターの運営のみに閉じられて使われていると思われ、運転免許は今や多くの国民が持つ物であるので、これらの収入を一般会計化できないものか、等。
少し問題意識をまとめて、研究してみようと思います。
一方で、運転免許センターにおける免許の交付ノウハウは、これは活かすべきもので、マイナンバー制度の導入の際、「信頼できるID」にするために、このノウハウを使うべきです。
実は、運転免許センターの交付する「運転免許証」は本人確認手段として広く認知され、信頼されていますが、市役所等が発行する「住民基本台帳カード」は、本人確認手段として採用する企業が少ないのです。これは、発行元の信頼度の差によるわけで、マイナンバーで新たに作られる国民IDカードも、その発行作業を信頼度の高いものにしないと、活用が進みません。
三村和也