2012年8月14日
田んぼの草取り?
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国会は事実上休会。この時期は政治家にとって、いわゆる「田んぼの草取り」という時期です。
いつもは国会にいて地元に入れない分、国会が閉じる7月8月に地元回りをして後援会活動を行うというもの。
しかし、ぼくはこれが日本の政治を弱らせている原因だと思っています。
今年と昨年は、国会が大幅延長でほぼ通年国会となったため、7月8月も政治家が永田町にいますが、以前は夏の永田町は閑散としたものでした。
しかし、この夏の期間というのは、行政にとっては来年度の予算の中身を決める大事な時期。政治家がいない期間に霞ヶ関で来年度予算を決め、9月に政治家が戻って来たときは、上澄みを少し変えるだけ、というのが、戦後の官僚主導の政治のキモでした。
これを変えるために、夏の概算要求の期間に政治家がしっかり関与することが必要です。
幸い、昨年からは事実上通年国会となっているので、しっかりチェックをすることができます。
一方で、政治家にとっては地元での選挙に向けた活動も非常に大事です。こちらのほうは、ぼくの場合は、「毎日」地元に帰り、「毎日」地元横浜から国会へ通勤しているので、田んぼの草取り?は年がら年中行っていることになります。
三村和也