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三村和也ブログ

2012年8月17日

我が国の主権と統治機構

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 最近、尖閣諸島への香港民間活動家の不法上陸、韓国李大統領の竹島上陸と天皇陛下に対する発言、先月にはロシア首相の国後島上陸等、我が国の主権が脅かされる自体が続いている事は極めて憂慮すべき事態だと深刻に考えています。 

 それぞれ様々な要因があります。中国は相変わらずの太平洋への膨張欲求があり、韓国は5年に1度の大統領選を控えて反日を求める声が一部に強いこと及び大統領の個人的な危機感、ロシアもリーダーの変更とロシア首相の個人的利権もありますが、それよりもロシアの経済成長が極東開発を押し進めていることが大きな流れでしょう。

 国家の主権に関わる領土の問題に関しては、我々は一歩も引かず毅然とした対応をし続けることが重要ですが、一方で言葉だけでは領土問題は解決し得ないので、解決に導くための「実力」を保持していくことが必要です。

 まず、韓国、ロシアに関しては、これは私は戦後日本外交の敗北であると認識していますが、我が国領土を実行支配させている状態を戦後67年にわたって許してしまっているのが現状です。こういう状態であることを承知の上で、威勢のいい事を言うだけの政治家もいますが、私はそれだけというのは政治家として無責任というか単なるパフォーマンスで領土問題の解決を考えず、外交も考えないやり方だと思います。

 もちろん我が国の正当な主張を明確に続けることは必要ですが、この2つの領土問題に関しては、長い時間をかけて、解決に向けて努力を続けなければならないと思っています。それには、遠回りに見えるかもしれませんが、我が国の経済、外交力の強化が最も重要です。その間、しっかりと国際社会に向けて我が国の主権の主張を明確に行い続け、経済大国としての世界での発言権を拡大し、日米関係を強化し、周辺国との関係強化をはかり、日本のフォロワーを増大させることで解決の糸口が見えてくると考えています。

 他方、我が国が有効に支配している我が国領土を脅かそうとしている中国に関しては、南西諸島における海洋防衛力及び警察力を万全にすること、我が国の防衛力及び日米防衛協力をさらに強化することです。外交力という面でも、米国との同盟関係強化を第一に、他の周辺国との関係も強化して、我が国の「味方」をしっかり作っておくことが必要です。この点、中国周辺には同国から同様な被害にあっているベトナムやフィリピンといった国もあり、東アジア地域での世論形成を我が国に有利になるよう粘り強く進めていくことが必要だと考えます。

 防衛の議論に一旦戻りますが、尖閣諸島の防衛拠点化をすることが、不法入国や領海侵犯を阻む最も有効な方法でしょう。政府はその選択肢を取っていません。中国への刺激をさけることがその理由だと言われていますが、最近の状況をみると、もうそんなことを言っていられるフェーズにはないという判断をしても良いのではないかと感じます。我が国が尖閣諸島に自衛隊施設を作り、部隊を配備するということは、中国がこれまでのように「民間」団体を裏で操って侵犯活動をする、ということではなく、艦隊を出してくる、武力衝突もあり得る、という状況を覚悟しなければならないということです。それを覚悟するには、防衛力の強化、日米協力の強化がさらに必要になってきますが、我が国の主権を守るために私自身、安全保障政策に力をいれていきたいと思います。


 一方で、こうした我が国周辺の安全保障環境の不安定化は、我が国の政治の脆弱さが原因のひとつになっていると率直に認めなければならないと私は思います。

 小泉内閣以降、野田内閣まで6人の総理大臣が毎年変わっており、異常な事態です。この「政権の弱さ」のために、全ての政策が政局に引きずられてしまい、「決められない政治」を生んでいます。この原因は、強すぎる参議院、ねじれ国会という統治機構の問題で、私は憲法改正が必要だと思っています。一院制にし、議員の数も併せて300程度にし、また、総理大臣の権能を大幅に強化すべきだと考えています。そういった我が国の統治機構改革こそ「待った無し」の改革です。「近いうち」に国民の信を問うということですので、次の総選挙では、統治機構を争点とすべきだと考えます。選挙までどれだけの時間があるか分かりませんが、政策として示せるよう、形にしていきたいと思います。


三村和也

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