2011年7月26日
財政フレームは堅持すべきだ
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内閣・財務金融部門会議。中期財政フレーム改訂の検討状況について。
中期財政フレームというのは、昨年政権がまとめた財政再建の道筋で、2015年までにプライマリーバランスを半減、2020年までに黒字化する、そのためのフレーム。
ちなみに、プライマリーバランスというのは、政府支出のうち、債務償還費と利払い費を除いた政策的経費を、税収でどれだけ真家萎えれ居るかを示す指標で、分母にはGDPが使われる。
やや分かりにくい指標ではあるが、いずれにせよPBを黒字化するということは、政策的経費を税収で賄える状態に戻すということだ。
震災があったから、異常時であり、財政再建は先送りすべきだという声が大きいが、ぼくはそうは思わない。
震災があったからと言って、野方図に借金を増やしていいわけではない。中期財政フレームは堅持できるように政府はしなければならない。
もうひとつのポイントは、財政再建、プライマリーバランスの改善というのは、増税すれば達成できるということではないことだ。
歳出削減は当然ながら、「経済成長」によるGDPの拡大とそれによる税収増が最も財政再建に寄与する。
歳入歳出改革と経済成長政策の両面というか三面から財政再建を着実に進めていかなければならない。
その後午前中財務金融委員会。
定例の昼の政策ミーティングでは、震災遺児の救済について。
午後、復興基本方針小委員会にて、復興施策について協議。
防衛省レク。
財務省レク。
三村和也
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