2011年6月 7日
超党派憲法96条改正を目指す議員連盟スタート
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近くの平沼小学校の生徒たちが通って行くのだが、みな「おはようございます〜」「行ってきます〜」とあいさつをしていって、かわいい。
良い子たちだ。
さて、みなさん、日本国憲法第96条をご存知でしょうか?
96条はいわゆる改正条項で、
この憲法の改正は、各議院の総議員の2/3以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
というもの。
この憲法改正発議の「2/3以上」を「過半数」にする憲法改正をめざす議員連盟が超党派で今日発足しました。
ご存知のように、日本国憲法は「1度も」改正されたことがありません。
もちろん、平和憲法の側面を含めて普遍的価値で変えるべきでない部分もありますが、時代に応じて変えるべき、特に統治機構の部分は、変えるべきところが多い。
しかし、一度も改正の発議もされていないことによって、逆に、国民から憲法について議論する機会すら奪ってしまっているのではないでしょうか。
そこで、現行の憲法の硬性憲法(変えにくい憲法)たる性質は維持しながら、つまりそれは、国民投票で過半数の賛成が必要というところで維持されるわけですが、発議の要件を下げることによって、国民に憲法論議に参画する機会を確保するべき、という考えです。
この議連は、ぼくを含む民主党の有志とともに震災前に自民党の有志の大先輩議員のみなさんと議論を進めていたもの。
大震災で予定より遅れましたが今日スタートとなりました。
今後の議論の活発化に期待したい。
三村和也