2011年5月26日
被災者への支援
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体調が優れないと朝が辛くて困るが、もう立候補以来3年以上続けている朝の駅立ちだ。野田大臣のように20年以上続けられるように頑張ろう。
さて、被災地への支援について「政府の対応が遅い、足りない!」といった話が多い。最近では、それを理由に離党/不信任案に賛成を表明する人も出て来てしまっているようだ。
しかし、本当にそうだろうか?もちろん、被災された方々にとって「十分」ということは、決してない。しかし、5月初めに成立させた4兆円超の一次補正予算で被災者の皆さんの生活再建に向けた第一弾の支援が動き出している。
ぼくは、ブログやチラシなどで、政府の予算などを示して「こんな成果を出しています!」といった宣伝をするのは、あまり好きではないのだが、やはり「事実」は、少しでも知っておくべきではないかという思う。
例えば、一次補正では
○住宅に著しい被害を受けた世帯に被災者生活再建支援金として520億円。
起訴支援金 100万円
加算支援金 建設・購入で200万円、補修で100万円、賃借で50万円
○災害弔慰金などに485億円
死亡された方のご遺族に500万円
障害を負った場合に250万円
○無利子借り入れに606億円
350万円までを13年間無利子で借り入れ可
○仮設住宅に3626億円
今年度10万戸建設
民間賃貸住宅への入居も可能に
無料で入居できる
その他、がれき処理に加えて、医療、福祉、子育て、教育、放射線、そして事業再建など、可能な限りの支援パッケージを進めている。
二次補正をいつ出すか、という問題は、実は政治的な(パフォーマンスの)問題である。被災地のみなさんが少しでも困らないようにすればよく、一次補正、本予算を使ってどんどんやればよいわけで、二次補正をいつだすかという問題は、実は、野党の党略だ。もちろん、政治的な意味で早く出す必要があれば、早く出せばよいが。
それよりも、国家のマネージメントにとって重要なのは、特例公債法と税法本体という、歳入の本丸である。
二次補正を出さずに会期閉じる!延長!なんだ!!と騒いでいるのは、それこそ党利党略だ。国難のとき、ベストでなくても、最善の成果をひとつひとつ出していくために、努力したい。
三村和也