2010年12月 7日
「いじめの情報開示を」と文部科学大臣へ
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本日、いじめ自殺でお子さんを亡くされた家族を支援しているNPO法人の「ジェントルハートプロジェクト」のみなさんをお連れして、文部科学省へ行ってきました。大臣あての要望書を持参し、いじめ自殺が起きた際に、学校が即時に初動調査、事実関係調査を行う重要性、そして、その情報を被害者やその家族に共有することを求めました。
不幸ないじめ自殺事件が起きた場合に、学校が事実を隠し、被害者や家族を閉め出すことで、二次被害が起きてしまったり、再発防止策すら出来ないことを避けるためです。
今回の要望書には、今年10月に群馬県桐生市でいじめを受けて自殺してしまった小学6年生の上村明子さんのご家族も賛同者の1人として名前を寄せています。
今日の要望書の提出はテレビや新聞でも多く取り上げていただきました。
本来は朝のテレビなどの取材も来ていたのですが、夜から次の日の朝のテレビは、酔っぱらって暴行事件を起こして世間を騒がせている市川海老蔵氏の会見ばかり。残念です。
10年以上この問題に取り組んで来ているNPOの方々を支援してこの問題に国や学校がより真剣に取り組むように働きかけていこうと思います。
三村和也