2010年6月11日
菅直人新総理所信演説
mixiチェック Tweet |
先週の代表選挙で菅直人新総理を誕生させた後、すっかり全身の力がぽっかり抜けてしまったような感じだったが、ここからがリスタート。今日は衆議院本会議で、菅直人総理大臣の所信表明演説がなされた。
強調した第1点は、国民参加、参加型の民主主義。総理大臣のリーダーシップは、国民の皆さんからの信頼で生まれるというところ。
まさに真実であり、この時代の政治家は、国民からの直接の支持によって、リーダーシップを発揮出来るのであり、菅直人政権が注力すべきは、まずもって国民の信頼を取り戻し、それをキープすることだ。
政策課題として3つ挙げたのは、
○戦後行政の大掃除の本格実施
○経済・財政・社会保障の一体的立て直し
○責任感に立脚した外交・安全保障政策
菅直人総理ご自身のこれまでの経験からも、戦後行政の大掃除を進める上で「情報公開の重要性」「行政の密室性の打破」を強調されていた。
さらに、経済財政社会保障の立て直しについては、具体策として、「課題解決型の国家戦略」を示し、2020年度までに名目3パーセントの経済成長の目標を掲げた。さらに、税制の抜本改革の議論にも踏み込み、野党に対して超党派の財政健全化検討会議を提案した。
加えて、子育て支援について、待機児童の解消や幼保一体化による子育てサービスの充実に政府を挙げて取り組むことも明言。
「仕事大好き」内閣にマッチする、具体策を示した所信であった。
私たちに求められるのは、これを実行すること。それには、繰り返しになるが、国民からの信頼の上にたったリーダーシップだ。
これからリスタート。
三村和也
未来会議、お申し込みお待ちしています!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
未来会議2010 今年のテーマは「安全保障」
みなとみらいパシフィコ横浜にて
参加無料
7月3日1200-1500
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇