藤棚TM
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<三村から挨拶>
・本日は、お越し頂いてありがとうございます。このタウンミーティングでは、できるだけ皆さんとインタラクティブに意見の交換ができるような形で進めたいと思っています。
・皆さんの緊張をほぐす意味も含めて、他己紹介をしたいと思います。お隣同士、2人1組で1分間自己紹介をしあってください。そして、その後に、皆さんに相手の方を一分間で紹介してください。
ちょっと難しいかもしれないですけど、やってみましょうか(笑)
<自己紹介、他己紹介を行う。>
<三村から今日のTMのテーマについて説明>
・少し肩の力が抜けたかなというところで、皆さんと喧々諤々としない形で意見の交換ができれば良い。
・今日は、2つのテーマについて皆さんからご意見を聞きたい。
1つ目は、「政治とお金の問題」。
2つ目は、「今(今年)、民主党政権には、何に一番力を注いでほしいか」。
<1つ目のテーマ、「政治とお金の問題」についてTM開始>
三村
・まずは、「政治とお金の問題」についてですが、通常国会がスタートしまして、補正予算は通りました。昨日、総理の演説がありました。少し長かったのですが、非常に良い話だったと思います。本会議を通過した補正予算は、景気の下支えをする大事な予算であると思います。
・今国会が始まって、私がまず変えなければいけないな、と思った事があります。
それは、予算委員会ではほとんど予算の話をせず、政治とお金についてばかりであること。それはそれで、非常に大事なことだと思います。上に行けばいくほど、大事な立場にいる人ほど、国民の皆さんからの政治への信頼を守る義務があると思いますので、説明することは大事だと思います。
だけれども、それは、「予算と切り離してできないか。」と思うのです。与野党の攻防が、予算を人質にするような事ではいけないと思います。
・「政治とお金の問題」のそもそもの本質というのは、「民主党の新政権に、国民の皆さんが何を期待してくれたのか」という事だと思います。やはり皆さんに一番期待して頂いたのは、「旧政権のように利権にまみれた政治ではなく、利権とは無関係に政策をきっちりやっていく集団になり、政治を行っていく」ということだと思います。国益を追求していく政治が必要なんだと思います。
・幹事長の問題がクローズアップされていますが、説明責任を果たしきることは中々難しいとは思いますが、全てに応じて説明していく事が大事だと思います。
・「期待はずれ」という意見を、「期待に応える」ようにしていきたい。
<参加されている皆さんからのご意見を聞く>
Aさん
・予算が通って、これからがスタートだと思う。
・お金の問題に関しては、自民党や公明党には言われたくない。
・予算委員会ではキッチリと予算に関して審議をして、予算を通し景気の回復に努めてほしい。
・今のままではもったいない。今までの繰り返しになってしまう。
Bさん
・今の民主党政権は、まだ時間が無い中良いことやっていると思う。
・自民党ができなかったことを民主党はやっている。
・我々が今の政権を育てていかなければいけない。
三村
応援のお言葉ありがとうございます。
・政策は間違っていないと思う。
・ただ、民主党は危機感を持った方が良いと思う。民主党の支持率はそこまで下がっていないが、それは政策や改革に国民の皆さんにまだ期待して頂いているから。それを、政治とお金の問題で、足を救われてはいけない。「政治とお金の問題ばかりで自民党と同じではないか」と思っている方は、ものすごく多いと思う。
・我々がやれるのは、企業・団体献金の禁止などの法律を出して、仕組みを変えていく事。
Bさん
・今は、マスコミに負けている状況だと思う。民主党の良い所を、もっと宣伝するべきだ。
・政権交代を成し遂げたのは、やはり小沢一郎の力が大きい。今後、しっかりと説明責任を果たしていけば良いだけだ。
Aさん
・小沢さんに対しては、土建利権などの自民党の政治と一緒なのではないか、という不安がある。
・今までの自民党のお金の作り方と、小沢さんは一緒なのかどうか、という不安がある。
・それに対して、親切に話しをしていく必要があると思う。
Cさん
・説明責任を果たすのはすごく難しいと思う。皆それぞれ考えがあり、皆に納得してもらうのは難しいので、説明をし続けて良くのが大事なのではないか。
三村
その通りで、説明責任を果たしきるのは難しいけれど、説明し続ける姿勢は非常に大事だと思います。
Aさん
・今できる説明はきっちりとしていると思う。
・説明には限度があるのではないか。
Dさん
・皆さんが仰ってる事は分かる。私もずっと自民党支持だったが、ここ数年は改革が必要だと感じている。
・何故、選挙法を変えて、お金のかからない選挙にしないのか。今のままでは、お金がかかりすぎると思う。
・若い人にもしっかりと興味を持ってもらえる政治を、若い政治家の人達にやって頂きたい。
・自民党のトップや小沢さん・鳩山さん、多額のお金を貰っていて、知らないなんて事が通用するのか。「言葉では国民の為に」と言っても中々信じられない。
三村
・私は、荻原市議もそうだと思うが、お金を掛けない選挙をやってきた。
・使ったお金は全てホームページで公開している。
・お金を掛けた方が選挙に当選しやすいのは事実だとは思う。
・なんとか変えていきたい。
Dさん
・結局お金が大事になってしまう。それは良くないと思う。
・(三村、荻原市議のような)若い人が頑張ってほしい。
・若い人が活躍できる民主党を作っていってほしい。
三村
本当にありがとうございます。
先日、仙石大臣が「民主党を梁山泊のようにしていくのが私の仕事だ。若い君達のような人が活躍してほしい。」と仰っていました。
Eさん
・企業団体献金を廃止したとして、日本国民に個人献金が定着していくのかどうか。
・個人献金以外にも、資金を調達する方法はあるのか。
三村
・そんなにお金は必要ないと思う。人件費、事務所家賃、等の運営するランニングコストしか掛からないのではないか。
・前原大臣、長妻大臣も、自分と大差のない収支報告書である。
・政党助成金、歳費、個人献金があるので、お金を掛けないでもやっていけるのではないか。
Dさん
・やはり相当お金は使うと思う。色々な会合に出ているとお金が掛かるのではないか。
・追い風に乗った時はお金が掛からないかもしれないが、しっかりと地元で、党内で力を付けていくには、お金が掛かるかもしれない。
・まだ半月では中々変わらないが、若い人が改革していく希望を持って民主党を見守りたい。
Fさん
・検察が絡んでくると厄介だと思う。
Gさん
・お金は掛かるかもしれないが、これからはお金を使って当選する人はダメだと思う。
・小沢さんに辞められるとこまるのではないか。民主党がしっかりしたら、お金の問題をしっかりして欲しい。若い人が追求をする必要がある。
・国会とは別でやってもらいたい。予算は予算でやってもらいたい。
・政官財が今まではくっついてやってきたが、これからは官僚と一線を期して欲しい。
<2つ目のテーマ、「今(今年)、民主党政権には、何に一番力を注いでほしいか」。>
三村
・霞が関を変える事。去年行った、行政刷新会議での事業仕分けは一部にしかできていないので、今度は、国の予算の全てを根本的に見直す事が必要だと思う。
・景気をなんとかしなくてはいけないと思う。鳩山不況と言われるのは言いがかり以外の何物でもないと思うが。
・経済政策・長期の成長戦略を、先の日本の姿を皆さんに見せる必要があると思う。
<参加されている皆さんからのご意見を聞く>
Sさん
・「先送り」が多いので、それだけは止めてほしい。臓器移植法案は11年かかった。見直すのに何年もかかっている。
・防衛政策に関しても、出来る限り先送りしないで、スピード感をもって決断をして欲しい。そして理由を説明して欲しい。
三村
今国会で、今までの政権が先送りしてきた法案を提出するので、夏ぐらいには実感できるように、しっかり取り組んでいきたい。
Dさん
・秘書は何人いるか。
三村
7人です。
Dさん
・秘書を入れても8人で、官僚を相手に戦っていけるのか。どこの先生も(国、県、市)秘書が少ないと思う。
・天下りなどの官僚とキッチリ戦うには、秘書を増やせばいいのではないか。そこにお金を出すのは、国民はやぶさかではないと思う。
・官僚の仕組みも変えてあげなくてはいけないと思う。
三村
・公務員の人事制度そのものを変えなくてはいけないと思う。
・天下りの何が良くないかといえば、天下りによって、税金が無駄に使われてしまうことだと思う。
Bさん
・政権交代したが、行政の窓口は、まだまだ変わっていない。
・年金の窓口では、間違いがあったので大分戦っているが、中々話が進まない。
・介護保険の基準には良い事ばかり書いてあるが、中々実行に移してもらえない。
Aさん
・課税、徴税はとてもしっかりしている。
・無駄な事業に予算がつくことは、無くさなくてはいけない。市議も事業仕分けのように、細かい部分までしっかりつっこんだ方が良い。
・介護保険は、介護保険料ありきである。そして高齢者が増えて来ているというだけで、保険料が上がってしまう。
・介護の現場の方々の給料は安すぎる。
三村
・政権交代したからには、行政もしっかり変えなくてはいけない。
・事業仕分けを予算にしっかり反映できているのは、政権交代の成果の一つだと思う。例えとして、道路予算はしっかり削れている。
・族議員がいなくなったのが大きい。
Hさん
・中央省庁の方々の空気は?
三村
・全体の空気分からないが、個人・組織によって大きく違うと思う。
・改革する意識があるところもあれば、既得権益を守ろうとしているところもある。
・確実に変わったのは、政務三役が決めれば、そのまま官僚は動くようになったという、意思決定の方法が変わったのだと思う。
Iさん
それが事務次官会議の廃止ということですよね。
三村
・おっしゃるとおりです。
・今までは、会議で調整して決まったことだけが閣議に上がっていた。
Iさん
・閣議が習字教室と言われていたそうだが、それが無くなったのは良いことだと思う。
三村
・政治主導ではあるが、政務三役の主導になっている。
・政府に入っていない与党の議員がどう力を発揮していくか。色々試行錯誤をしている段階(政策会議など)
・議員も秘書も少ないのだから、与党のマンパワーをもっと使っていく必要があると思う。
Aさん
・参議院をなくしたほうが良いのでは。
Dさん
・両議院合わせると、多すぎると思う。無駄使いだと思う。
・地方の議員は多すぎるのではないか。
・横浜市が独立した行政になっていくべきではないか。雇用も少なく、デフレで単価も安くなっており、横浜は衰退してしまっている。
・現実と理想の調整上手くするのが政治家だと思う。
Iさん
・事務次官会議が自体が悪いわけではないのではないか。
三村
・官僚任せだったことが良くないと思う。それの象徴が事務次官会議だった。
・事務次官そのものを無くす。台形型の組織に大臣が上にくることで、大臣のリーダーシップが取りやすくなるという議論もある。
・政治主導をどう確立していくかということだと思う。
・改革していくには、参議院で勝利が非常に大事である。ねじれでは政策遂行に妥協せざるをえず、改革が中途半端になってしまう。
荻原市議
・参議院の良いところは選挙区が広いという点があると思う。
・都道府県を代表して意見が言えるというのは利点だと感じる。
三村
みなさん、本日はありがとうございました。
なるべく頻繁に開催したいと思います。