2009年11月30日
国会へ
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これに伴って、今日午前中に予定されていた消費者特、国交委は流会。
13時からの本会議では、野党自民党欠席のまま、会期の延長が粛々と可決された。
国会運営については、本質を言えば、今国会は「臨時」国会であり、国民生活を守るために年末までに通さなければならない最低限最重要の法律を通すことが目的。党首討論(は基本的に頻繁に開催すべきだとぼくは考えているが)、集中討議など、与野党間の本格論戦というのは、来年1月から始まる通常国会が本番である。
従来型の与野党間の日程闘争から脱却するためにも、国会改革が不可欠であると思われる。その意味では、民主党で幹事長が中心となって、海江田議員の元で取りまとめられている国会改革関連法案を早く現実化させたい。
現在、この国の政府にとって最重要の課題であるのは、前代未聞の税収減という現実の前に、どうやってフィージブルな来年度予算及び来年度以降の予算編成を行っていくかということではないだろうか。その意味では、予算編成の考え方を抜本的に変え、国民のメリットになるかどうかという視点(長期/短期合わせ)から戦略的に組み直さなければならない。
さらには、外交面においても、政権交代という外交戦略/外交姿勢を変化させるチャンスにおいて、如何に少しでも自国の国益にとって有利となるように、日米関係を含む対外関係を戦略的に再構築するかという点も見過ごせない。勿論大胆な変更は今となっては難しいが、長期的な視点に立ったタマ込めとスタンスの変更を行っておきたい。
野党の抵抗による従来型の国会闘争からは離れて、厳しい経済情勢と外交情勢の現実に直面しながらも、国益を改善するための諸活動を進めていかなければならない。
日本を動かす時が来た
三村和也