オバマ次期大統領
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2004年から2年間、アメリカに住んでいました。その当時は、前回の大統領選。ぼくの通っていた大学の学生たちも、カフェで楽しそうに熱い政治論議を交わしていて、「パワーのある国だな。」と感心するような、うらやましいような感じがしました。
帰国後も、仕事は日米交渉だったので、仕事の相手はアメリカ人。アフリカ系アメリカ人も、多く政府の要職に就いていました。
しかし、大統領にアフリカ系を選び出すとは、アメリカ人のダイナミズムというか、民主主義の底力はには感嘆。
世界は今大きく変化しています。金融が力を持ちすぎた経済構造も、そして、国際政治のパワーバラすも、かつてない構造変化をしています。この変化の時代、アメリカは新しいリーダーを選び出しました。
アメリカ以外の国々も、近々では、韓国や台湾、そしてオーストラリアでも、国民は政権交代を選びました。昨年、ぼくがオーストラリア政府と仕事をしていた時も、政権交代によって、国の安全保障政策も180度方向が変わってしまったことに驚きを覚えましたが、日本以外の国では、それが普通。国の根幹政策でも、政権が代われば変わって当然、他国との外交関係に影響を与えても、それが当たり前。それが、政権交代なのです。
さて、日本はどうか。
残念ながら、旧態依然とした政治が延々と続いています。
選挙による政権交代を一度も経験をしたことがない日本。
明らかに日本の政治の動きは、世界の潮流から取り残され続けています。
そろそろ、日本でも「変化」がほんとうに必要。
これまでどおりの政治を、これまでどおりのやり方で続けていても、問題が解決できなくなっています。
このままでいいのか、変えるのか。
そして、重要なのは、今の与党の政治はすでに「変わる」という能力を失っていること。
日本の政治を変えるのは、新しい時代の新しい人材にしかできません。
日本を動かす時が来た
三村和也