三村和也：７月９日

2008年7月 9日

７月９日

今朝は妻が４時頃出勤していったので、優菜のお弁当はぼくの担当。

ほんとに手抜きで申し訳ない。。写真で見ると美味しくなさそうだけど、黒いのは、ミートボールです。

それにしても、サミットが終わってしまいました。今回のサミットにぼくが期待していたのは、地球環境問題を良い方向に進めるためになんらかの橋頭堡を築けるか、という点が第一点。もう一点は、原油高、食料品高騰などの世界的なインフレ、特に一次産品のインフレに歯止めをかけるメッセージを出す事ができるか、でした。

しかし、双方とも（もしろ予想通りというべきか）、まったく成果は上がらなかったといって良いでしょう。

ぼくは地球環境問題については、世界でもっとも石油資源の使い方が上手な（＝GDPあたりのCO2排出量が最低水準の）ニッポンが、世界のリーダーシップを取れるし、取るべきだと思っています。さらに戦略的な環境外交で日本経済の発展にも寄与できると考えています。しかし、今の政権にはそういった戦略的な政策を進めることが出来ないようです。

もう１つの、原油高などの一次産品インフレについては、これは、日本だけでなんとかなる問題ではないので、福田政権だけを責めることはできないかもしれませんが、やはり世界の主要国が集まったのですから、より具体的な方策とメッセージがあってもおかしくなかったのかもしれません。原油高に関していは、投機マネーの動きを少しでも押さえるにはどうしたらよいか、もう一方で、投機マネーの動きは、原油高騰の原因の半分くらいでしかないわけですから、産油国を如何に石油増産に動かすかがポイントになります。

福田政権の支持率はサミット後、上がるのでしょうか？まったく上がる要素は見当たらないのですが。。

改革力。チェンジ！

三村和也